五月のはじめ、日曜日の朝

久しぶりの再読です。表題作品を含めて6作品収録の短編集です。
ファンタジーもあり、リアリズムもありですが、いずれも詩情あふれる作品です。
中でも「五月のはじめ、日よう日の朝」は、私の一番好きな作品で、初めて読んだときは泣けました。以来いつも心のどこかにあります。
それで、今日も何年ぶりかで読みたくなりました。
あと、好きなのは「しろつめ草のかんむり」です。なんといっても、最後の2行がいいです。