妖精が舞い下りる夜

妖精が舞い下りる夜 (角川文庫)

妖精が舞い下りる夜 (角川文庫)

博士の愛した数式」を読んで以来、小川洋子さんの文章が読みたい! という気持ちになることが時々あります。なんか読んでいて気持ちいい文章なのです。
 先日、書店で目的の本が無く、「そうだ! 小川洋子を読もう」と思い手に取りました。小説も読みたいのですが、この本はエッセイ集で、作家になる前から、芥川賞を受賞した頃の、「主婦で母で作家」の生活を書いていて、今の私にはこちらのほうが興味があるので、いい本に出会った感じをいだきつつ買いました。
 感は、当たっていて、子育てをしながら小説を書くという生活ぶりは、私が今一番知りたいことでした。
 読み終わってわかったこと。。。あたりまえだけど、とにかく毎日、小説を書いているんだということです。書かなければ作家にはなれない。とてもわかりやすいことですが、なかなか難しいことでもあります。