今どきの子どもは何を読むのでしょう。

児童書☆わらぐつの中の神様☆杉みき子・作(読んでおきたい5年生の読みもの 学校図書
☆チョコレート戦争☆大石真・作 北田卓史・絵 (フォア文庫

長男(小5)は、勉強はできることならやりたくない、ゲームとコミックが大好きな子。読書家ではないと思います。
でも、物語を読んでほしいという親心から、学習机の横に児童書だけの本棚をおいてあります。
この本たちは、夫と私が児童書関連の活動をしているため、子どものためだけに集めた本というわけではありません。家族みんなが読む本です。
長男はこの本棚から時々本を手にとって読みふけっていることがあります。
今どきの子ども達は、キャラクターのはっきりした、エンターテイメントやファンタジーが好みかな……などという声も聞こえてきたり、私も思ったりしていました。
それが、「わらぐつの中の神様」の世界に引き込まれるように読み、「おもしろかったぁ〜」とひとこと。
「チョコレート戦争」はタイトルを知っていたらしく、「うちに、この本あったんだ!」といって、読みふけっていました。やはり、おもしろかったといっていました。

その様子を見ていて、いつの時代の子どもということではなく、ストーリーがおもしろければ、その世界を楽しむし、知らない時代の話は、未知の世界であり子どもにとってはファンタジーなんだと感じました。