大冒険のはじまりです。

児童書☆ 少女海賊ユーリ なぞの時光石 ☆みお ちづる・作 永盛綾子・絵(フォア文庫

2001年9月初版 「少女海賊ユーリ」シリーズの第一巻です。
ユーリは千年先の未来から物語の舞台、リーデニア海にあらわれました。未来において科学者であったユーリは、わけあって海賊船ユーラスティア号の船長として旅をつづけています。十五、六歳にしか見えない少女ですが、心は深い愛を持ち、剣も強く、心も強いのです。

女の子が読んだら、さっそうとしたユーリにきっとあこがれてしまうだろうと思います。
でも、その冒険のダイナミックさでしょうか、魔法あり、科学ありの面白さでしょうか、
うちの長男(小5)は、「おもしろい!!」と、はまりました。
いっきに第三巻まで読みました。
うちの本棚にそれだけしかなかったからです。「つづきを買って!」と言われています。もちろん買う予定です。(現在第八巻まででています)
とても人気のあるシリーズのようですが、この物語は手に取るように鮮やかで、わかりやすく、自分も一緒に冒険しているような気持ちにさせてくれます。
それも、人気の一因だと思います。