本を読むという宿題でした。

児童書☆ 土をつくる生きものたち ☆谷本雄治・文 盛口満・絵(岩崎書店) 
「ちしきのぽけっと」というシリーズの第一巻です。

次男の昨日の宿題でした。「本を読んでくる」……そして選んだのがこの本です。
図鑑を見るのが大好きな子です。
この絵本は、雑木林の落ち葉や動物の糞などを土に変えていく生き物たちが主人公です。小さな小さな微生物も欠かせない主役なのです。物語ではありませんが、リズミカルな文章で楽しく読ませてくれます。
絵は、リアルなイラストで、視点が超アップであったり、パノラマであったり、ページをめくるたびに変化があって、ページのすみずみまでじーっと見入っていました。

私は関東地方の巨大工業地帯で生まれ育ったので、自然にはとてもあこがれます。
でも……虫は大の苦手なのです。ですから、自然をもとめてキャンプなどに行っても、なかなか虫さんたちと仲良しになれないのが悩みです。
この本を読んで、登場する生き物たちの大切さは十分わかります。
私もなんとか本当に自然をまるごと受け入れられる人間に成長したいと思います。虫は別……なんて言っていてはいけませんね。


児童書☆ 少女海賊ユーリ 指輪のちかい ☆みお ちづる・作 永盛綾子・絵(フォア文庫

シリーズの第七巻です。本当は順番に読みたいのですが、書店に無かったので「指輪のちかい」を買いました。
読むのは、第五・六巻を買ってからにしようと本棚にならべてありました。
ところが、長男に買ったことを言うと、早速……という感じで読み始め、リーデニア海へ行ってしまったのです。いえ、今回はリーデニア海のもっと北、寒〜い氷の島です。
そこには、海賊見習い、ノエルの生い立ちに深くかかわる出来事が待っているのです。
こんなふうに私も知っているということは……そうです、読んでしまいました。