思い出の本です。

児童書ではありませんが……。
雑誌☆ 日本児童文学 2006年3月〜4月号 ☆日本児童文学者協会小峰書店

この雑誌を初めて手にしたのは、1991年の2月のことでした。仕事の帰り、四ッ谷駅近くの書店にたった一冊、まるで私を待っていたかのようにそこにありました。
児童文学を書きたいと思っていた私にとっては、そのものズバリのタイトルではありませんか! その後書店では手に入りにくいとわかり、定期購読などをしました。
この雑誌で、「日本児童文学学校」や「創作教室」を知り、参加し、私の模索していた世界はだんだんはっきりとしてきたのでした。そのうえ、多くの作家の方や友人とも出会いました。私にとっては、運命的な本です♪

今号は特集が「児童文学運動の歩み」で、日本児童文学者協会の創立60周年記念号になっています。
私は、今もこの雑誌から様々な情報と、「書こう!」というエネルギーをもらいます。
地味な雑誌ですが、児童文学作家志望の方必見の雑誌だと思っています。