まじょもりのこまじょちゃん

まじょもりのこまじょちゃん (ポプラちいさなおなはし)

まじょもりのこまじょちゃん (ポプラちいさなおなはし)

児童書☆こまじょちゃん」は、まじょもりに住む子どもの魔女。ネコの背中にのれるくらい小さい魔女です。
おかあさんは、まじょもりを守る「おおまじょさん」。森で一番大きなくすのきよりも大きい魔女です。
魔法を勉強中のこまじょちゃんは、ネコの「こしろ」と一緒に、まじょもりで迷子になった男の子のお母さん探しをします。
まだ勉強中のこまじょちゃんの魔法は、うまくいくのでしょうか。


「ちいさくたって、あたしのまほうは すっごく おおきいんだから。」と、むねをはるこまじょちゃんのがんばりが可愛い。
絵も、可愛くて面白いので、すみずみまで楽しめる。
魔法ってガラスのツブツブがぶつかり合いながら飛び散るような音がするのかな。音が聞こえてきそう。
大人の目で読むと……子育てでパニックになりそうなお父さんお母さんに、やさしく語りかけてくれるお話だと思う。私もおおまじょさんのようになりたい。
奥の深い幼年童話。