日本児童文学 3〜4月号

児童文学(児童書)の専門誌。
特集は、「犬と暮らせば」。児童文学と「犬」をテーマに、エッセイ、ルポルタージュなどが載っている。
今回、気になった内容は。
今月号からの新コーナー。「飛び出せ、新人」だった。この雑誌への応募作品や協会の講座などへの提出作品を掲載。その作品に二人の評者がコメントを寄せてくれる。今回は丘修三氏、後藤みわこ氏。コメントと書いてあるが見開き2ページで、たっぷりと作品について講評が書かれている。創作をめざす人にとっては、自分の作品でなくても勉強になると思う。
創作では、荻原規子「スイング」がよかった。中3のブラスバンド部員の話。私もブラバンだったので、悩みも人間関係もすんなりその雰囲気が心に入ってきた感じ。
そして、私がいつもチェックするのは、「子どもと本の情報館」。児童文学関係の受賞者情報。全国の文学館や美術館などの児童文学関係のイベントのお知らせ。児童文学作品の募集の案内。研究会のお知らせ。
児童文学の今を知るためには、いつもチェックしておきたい雑誌。

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お問い合わせは、(社)日本児童文学者協会 http://www.jibunkyo.or.jp/