悪魔の赤ワイン (キツネのかぎや・10)
- 作者: 三田村信行,夏目尚吾
- 出版社/メーカー: あかね書房
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 単行本
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今回の重要な登場人物は他に、「ヒョウ警部」 かぎやのキツネとは友達である。
「ロバの神父」 なぜか悪魔の赤ワインの秘密を知っている。
今回の依頼はヒョウ警部から。警察に保管されている謎のトランクのかぎをあけることだった。
開けてみると、中には15センチほどの箱がはいっていた。そして、その箱のかぎをあけると、中にはさびついた大きなかぎがはいっていた。
かぎをつまみあげたヒョウ警部は、人がかわったようになってしまった。悪魔にのろわれてしまったのだ。
悪魔島へ向かうヒョウ警部。島にある「悪魔の赤ワイン」を飲むと、悪魔の手下になってしまう。キツネのかぎやは島へ向かう警部を追いかける。友達の警部を助けるために……。
10巻で完結ということで、ファンである次男はガッカリしている。今回はキツネが警部を追っていく展開が、とてもスリルがあって面白かったようだ。
ラストは亡霊や怪物も出てきて、不気味な悪魔島での対決。平凡なかぎやがとんでもない事件に巻き込まれてしまうというギャップが面白い。