男子のお弁当

先週の土曜日は、ナガオの授業参観&懇談会でした。
土曜日ということは、給食が無いのだということに、
直前まで気づきませんでした〜>o<

で、中学男子のお弁当です。
チャーハン、卵焼き、豚肉生姜焼き、きんぴらごぼう

あまり素敵なお弁当ではありません。地味ですね〜。
私にしては、がんばりました。
でも、男子のお弁当は可愛くてはいけない。
豪快に! 彩りなんて気にしなくていい。
そんなことも聞いていましたから。まあ、いいでしょう。
ああ、息子でよかった〜^^

そうそう、こんな本を見つけました。

このタイトルを見たとき、
やっぱり、男の子のお弁当って違うんだとしっかり納得しました。
中にも、「男子のお弁当はココが違う!」など、ポイントが書いてありますよ。
私のお弁当づくりのバイブルです〜♪

風のラヴソング

風のラヴソング(完全版) (講談社青い鳥文庫)

風のラヴソング(完全版) (講談社青い鳥文庫)

1993年に岩崎書店から出版された、越水利江子さんのデビュー作です。
未発表の一作を加えて、新たに青い鳥文庫から完全版として出版されました。

書店にならぶのを待って購入、その日のうちに読了。
でしたが、ブログの更新がひと月も遅くなってしまいましたm(_ _)m

主人公の少女小夜子の一生(半生)を八編の短編連作で描いた物語です。
幼い小夜子は、母を亡くし、父や兄と別れて母の姉にあたる伯母夫婦に引き取られます。
新しい両親をはじめとして、友達、好きな男の子…と、さまざまな新しい出会いの中で小夜子が成長していく物語です。


読み終えて……(小夜子は強いなあ)と思わずつぶやきそうになりました。
強さと言っても、「辛いことがあってもがんばる」というような強さとは違って、結果として辛いことも乗り越えていたという感じでしょうか。
その強さはどうして? 
と、考えたとき、タイトルにもある「愛」という言葉がぴたりときました。
小夜子は出会いの中で自分に向けられた「愛」を、
無意識に素直に受け止める感性を持っているように思うのです。
その「愛」が、小夜子が強く生きていけるエネルギーをくれたのだと思います。(確信してます)

私は自分の子どもの頃を思い出しました。
「なんて不幸なんだ」と自分の心の扉を閉めてしまった毎日でした。
自分で生き方を選べる日まで(それは自分で収入を得るようになる日)です。
今思うと、貴重な時間をドブに捨ててしまったようで悲しいことですが。
そうするしか無かった、子どもなんだからと自分に言い聞かせてきましたが。
「風のラヴソング」は「愛」を素直に受け入れるという生き方を、
大人の私に気づかせてくれた一冊でした。

揺れる我が家

我が家が揺れています。
家族のことではありません。
本当に家が揺れているんです〜(T_T)
道を隔てた所にある工場が移転することになったようで、
解体作業が続いているのです。
「うるさくなります」と
あいさつに来られました。
ところが、音もさることながら、
振動がものすごーいんです(@o@)
震度2〜3?
もう、2週間以上毎日です。
まだ2週間くらい続くそうです。
揺れる家の中にいると、気持ち悪くなります。
で、読みたかった本をいろいろ読んだのに、
ブログの更新も創作も集中できないで困ってます。
今日はこれから図書館へ逃げます。
心の平静をとりもどさないと……。

狭い部屋の模様替え

先週の騒動ですが^^
二段ベッドを置くために、子ども部屋から隣の部屋へ、
家具や本などを移動することになりました。
子ども部屋には、息子たちと私の3つの机、
本棚などなどたくさんの家具や物がありました。しかも、狭い。
狭い部屋の模様替えは、
物を動かす順番を、よ〜くよ〜く考えないといけません。
無計画にやると、にっちもさっちもいかなくなる可能性がです(経験有り)。
それに今回初めて、大きな本棚などは
廊下からとなりの部屋へ移動できないことがわかりました。
廊下も狭かったのでした(ToT)
夜、夫とふたりでベランダから隣に移動しました。
物がたくさんあるので、まるまる三日間、
私はかたづけや家具の移動にかかりっきりでした。
かなり体力を使いましたが、これってダイエットにもなるかも!
と思ったり、最近友人が引越しをしたので、
本当の引越しよりはまだ楽だ! 
と自分をなぐさめたりしながらがんばりました。
でも、一日仕事ではないので、
夜は家族が寝る場所を確保しないといけません……。
二段ベッドを入れる。そのための模様替え〜。
パズルを解くように頭を使い、引越しのように体力を使いました。
でも、完全には終わってません。
毎日少しずつ残りの片づけをしなくては。
でもでも、思っていた以上に様変わりした部屋は
気持ちをうきうきさせてくれる出来ばえですp^▽^q

子離れ、親離れ

我が家では、13年間、家具をあまり置いていない部屋で、
家族が布団を並べて寝るという習慣を続けてきました。
なんか、みんなで寝るというのが楽しい。
それと、地震などの災害に備えて家具の無い部屋で寝たい。
という考えです。
でも、ナガオが大きくなり、だいぶ窮屈になりました。
そこで、いろいろ迷ったすえ、
子ども部屋に二段ベッドを買いました。


ナガオは大反対でした。
「みんなで寝ようよ〜」「ぼく、絶対ベッドに寝ないからね」
そんなことを言われると、母としてはちょっと気持ちがユラユラ。
でも、今の部屋で4人寝るのはもう無理だし。
新しいもの好きのナガオのこと、実際にベッドを見たら、
きっと気に入る! 私も子離れの準備をしないと……。


そして、母の感大当たり^^v
ナガオは、ベッドで快適に過ごせるようにライトなどをつけたり、
いろいろと工夫しています。
二段ベッドはちょっとした個室のよう。


ツギオは、最初から大喜びでベッドが来るのを
首を長くしてまってました。
ふたりして、しばらくはベッドがおもちゃです。

ジュン先生がやってきた!

ジュン先生がやってきた! (3年1組ものがたり 1)

ジュン先生がやってきた! (3年1組ものがたり 1)

後藤竜二・作 福田岩緒・絵
 始業式のさなか、桜ふぶきの竜巻をつきぬけて、ジュン先生はやってきました。
 ジュン先生は、3年1組の担任の先生として「ぼく」の学校にやってきた新しい先生です。
突然現れた先生は、髪が風にあおられてライオンのたてがみのようでした。
(カッコイイ!)ぼくは胸がどきどきしました。
 でも、幼稚園のときからずーっと一緒のハヤトは、「先生」が大きらい。
だから、どきどきしている本当の気持ちをぼくは飲み込みます。
 「先生ぎらい」のハヤトぼく、やさしくてたのもしい真帆たちとパワー全開のジュン先生の新学期が始まります。笑いあり涙ありの、シリーズ第1作! です。


 「先生ぎらい」のハヤトがとても気になります。
 1年生のときはこわい先生で、
 2年生のときはよい子だけをひいきする先生で、
ハヤトの心が深く傷ついてしまったようです。
 うちのツギオも1年生のとき、ものすご〜くこわい先生でした。
 つい先月まで幼稚園児だった子どもたちを、全く理解できない先生でした。
 その先生が職歴34年のベテラン先生だというのです。
 保護者たちもびっくりの先生でした。
 ツギオは一度だけひどくしかられたのですが、
あとはなんとか無難に過ごしたようで、嫌な先生だったとは言いませんが、
親としてはあんな先生はもうゴメンです。
 毎日、ビクビク、オドオドしながら過ごす学校なんて、楽しくありませんよね〜。
 毎日長い時間をいっしょに過ごす先生は、子ども達の味方であってほしいです。
 ジュン先生は、とってもパワフル。
 はじめて出あった子ども達を一生懸命知ろうとします。
 子ども達もジュン先生に期待と希望をこめた思いでぶつかっていきます。
 シリーズ第2作も5月中に出版のようです。続きが楽しみです♪

花天 新選組

本の紹介にまだ画像がなかったので写真をアップします♪

花天新選組―君よいつの日か会おう

花天新選組―君よいつの日か会おう

越水利江子・著 弓本純加・装画
『月下花伝』の続編です。
前編では新選組沖田総司が、現代の少女、月倉秋飛の前に現れましたが、
「花天 新選組」では秋飛が幕末へとタイムスリップします。
 しかも傷ついた新選組の隊士の体にのりうつり、
幕末という時間を生きることになるのです。
 秋飛は、近藤勇土方歳三など、そうそうたる人たちと出会います。
そしてついに、憧れの沖田総司本人と出会います。
 しかし、時は幕末の動乱のさなか、剣は戦いのための武器であり、
秋飛は隊士のひとりとして否応なく戦いに巻き込まれていきます。
恐怖や悲しみ……壮絶な日々を秋飛は総司へのいちずな思いを胸に生きていきます。

 どうやってタイムスリップするんだろうとか、
沖田総司とどんなふうに出会うんだろうなどと、
楽しんでページをめくっていたのは読み始めだけでした。
 秋飛が幕末という時代に目覚めたときから、
物語がとてもリアリティをもって迫ってきました。
 土方歳三近藤勇……わあ、本物と出会うんだという胸の高鳴る感じと緊張感。
そして、動乱の時代、いつ血なまぐさい事件に巻き込まれるかもしれないという恐怖感。
この時代の町の様子。道のすなぼこりや夜の闇など。
すべてが、目の前にあるように感じられました。
 時空を越えるということをこれほどリアルに感じたのは初めてでした。自分も幕末にいるかのような、不思議な感じです。
 少しずつ楽しみながら読もうと思いましたが、一日中持ち歩いて、一日で読んでしまいました。